医学生のための資産形成入門 基礎知識編 ⑰ふるさと納税

医学生のための資産形成入門

 インデックス医です。

 積立NISA、iDeCoの話が続いたので、セットで語られることの多いふるさと納税について少し触れます。

 投資は全く関係ないです。

 ふるさと納税は、積立NISA、iDeCoと合わせて誰でもできる一般的な節税方法として紹介されることが多いです。

 厳密には節税ではないですが、節税と言ったほうが腑に落ちやすいので、そういう理解でいいと思います。

 ふるさと納税は、2000円の手数料と税金を先払いして、自身の住んでいる地域以外の特産品を特典として受け取ることができる制度です。

 ふるさと納税できる金額の上限は1月から12月の給与をもとに計算され、年収が高くなるほど上限も高くなります。つまり、医師など高所得者がより得する、日本では非常に珍しい制度です。

 上限は

 独身、年収500万であれば6万円

 独身、年収1000万円であれば約18万円

 年収が上がるほど上限は高くなるのは当然で、もともと払っている税金・税率が年収が高いほど上限も高いのです。

 ふるさと納税でもらえる地域の特産品には、食べ物だけでなく、家電やホテル宿泊券など様々なものがあります。

 日用品も多く揃っていますので、定期便でお米などを注文すると、自分で買いに行かなくて済むのでおすすめです。

 税金の控除を受けるには、申し込んだ後に自治体から届く書類を、自身の働く職場の事務に年末調整までに渡すだけで大丈夫です。

 もしくは、確定申告時に一緒に申告するだけで、iDeCoのような煩雑な手続きは不要ですので、働き始めたら気軽にやってみてください。

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