インデックス医です。
本日はインデックス投資のメリット・デメリットについて少し考察してみます。
何事も良い側面・悪い側面がありますので、それを知ったうえで投資をしましょう。
メリット
・1円からでも買うことができる
・税金の計算がシンプル
・積立設定で自動化できる
・手数料が安い
・手間がかからない
下2つは前回の個別株との比較でもあったので詳細は割愛します。
まず、インデックス投資を投資信託で行う場合ですが、1円からでも買うことができます。多くの場合はETFより投資信託でインデックス投資をする方が多いと思いますので、メリットとさせていただきました。(ETFについてはまた次回以降紹介します)
税金の計算に関して、まず株式全体に言えることですが、株式投資の売買益と配当金には約20%の税金がかかります。投資にまで税金をかけてくることに起こりたくなる気持ちもわかります。ですが、医師としての給与にかかる税金は所得税だけでも最大45%と非常に大きく、それを知っていると20%がかわいく見えてくるものです。
インデックス投資を投資信託でする場合は、はじめに設定しておけば、その20%を源泉徴収のような感じで勝手に計算して引いてくれるので、自身で煩雑な計算をしたり確定申告をする必要がないので非常に楽です。
インデックス投資は積立設定ができる証券会社が多く、一度設定してしまえば、それ以降は証券口座で毎回買付する手間は必要ありません。設定だけして、忘れてしまうくらいがむしろちょうどいいとさえ言われています。
デメリット
・リターンが平均的
・自動化してしまうと、その後することがない
・投資している実感が湧きにくい
デメリットというのかはわかりませんが、インデックス投資は基本的に平均以上のリターンは望めません。投資に対する目標設定次第ですが、デメリットとなりえます。
メリットで書いた、自動化で楽に続けることができるという部分ですが、実はこれがデメリットにもなりえます。というのも、投資に関して勉強し、インデックス投資を始めてみたものの、全くやることがなくなってしまい、言ってしまえばつまらないのです。つまらなさに耐えきれずに個別株投資を始める人も多いようですが、その際にはもう一度自分の投資方針を振り返って、個別株投資をする必要があるかを考える必要はあるでしょう。
投資している実感が湧きにくいのも同様で、これが転じて個別株に刺激を求めることもあるようです。
インデックス投資は、1年あたりのリターンは平均的ですが、長期間続けることでその本領が発揮されます。つまらなくなって、やめてしまうと非常にもったいないので、続けられる自信と知識を維持していくのが重要です。
手間がかからない故につまらなくなってしまう気持ちはわかりますが、余った時間を投資に充てるよりは本業に充てて投資のための種銭を増やすというのも選択肢としては良いんじゃないかと思います。
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