【医師・医学生が認知するべきお金の使い方】 消費・浪費・投資

研修医向け

 インデックス医です。

 医師は一般的に年収が高く、それ故かお金の使い方に無頓着な方が多いです。
 確かに、多忙で、細かいお金の使い方に自分の時間を割きたくない、割く余裕がないというのはあると思います。
 しかし、そのままではいつになっても経済的に自由になれず、結果として時間の自由を得ることもできません。

 お金の使い方を消費・投資・浪費 この3つにわけて考えてみると、自分の今のお金の使い方がはっきりします。

 消費・投資・浪費それぞれについて、どのような使い方があるのかをみていきます。

結論

 まずは結論からです。

 消費・・・生きていくために必要な最低限の部分に払うお金

 投資・・・お金をふやすために使うお金

 浪費・・・人生を豊かにするために使うお金

 このような分類でいかがでしょうか。

 これから具体的にみていきます。

消費とは

 消費は、生きていくために必要な最低限の部分に払うお金しましたが、具体的には食事や日用品などがイメージしやすいと思います。

 食事は摂取しないと生命活動を維持できませんので、いきていくのには必要です。しかし、高級なフレンチでワインを飲みながらゆったりする、これは最低限の部分だけ消費で、それ以外は浪費になります。

 自動車も同様で、消費だと割り切るのであれば、移動手段として安全に動きさえすれば見た目やその他の機能は必要ないと言えます。
 それでも外車を買いたいというのは消費ではなく、浪費になるでしょう。

投資とは

 投資は、お金をふやすために使うお金 です。

 基本的には生活に必要のない余った資金は投資に回すことで、お金を増やすことができます。

 ただ、ワンルームマンション投資など、増えないどころが資金が減る投資は当然ですが、しないほうがよいです。
 その見極めが大事ですね。

 また、投資は基本的にすぐにはその効果が現れないため、生活がすぐに豊かになるわけではありません。

 今と未来を天秤にかけて、苦しくない範囲で投資をすることが肝要です。

浪費とは

 浪費は人生を豊かにするために使うお金 です。

 浪費は使い方が非常に難しいです。
  ・心を豊かにし、長期間効果が続くもの
  ・一時的な効果があるのみで、すぐに効果を忘れてしまうもの
 があります。

 いい浪費をするために意識したいのは、物よりも経験を重視したほうがいいということです。
 なにか物質的な物を買うことで得られる幸福感は一時的で
 旅行など経験を買うと、それが記憶として長期間幸福度の増加をもたらしてくれます。

 また、自己投資やマイホームなどは、買い方によって浪費にも投資にもなりえるので、注意しましょう。

人生観、価値観を見つめましょう

 以上、お金の使い方を3つに分けて考えてみました。

 医師は仕事に対する満足度ややりがいは高く、収入も高いです。しかし、自分の時間を持ちにくい職業でもあります。

 自分の人生を豊かにするものは何なのか、どこに時間やお金というリソースを注ぐことが楽しいのか。
 これらを掘り下げていくことが、より豊かな人生を送るヒントになるかもしれません。

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