調整局面でこそインデックス積立を辞めてはいけない理由

資産形成

 インデックス医です。

 2022年1月下旬にS&P500などインデックス投資のメインとなる指数の下落が見られました。相場に悲観的になり、狼狽売りをする人も多く見られましたが、それではインデックス投資家としてはもったいないです。

 現在はすでにほぼ相場は戻っていますが、今一度自分の投資スタイル、投資額などを見直すいい機会となると思いますので、下落時に感じたことを書いていきます。

インデックス投資のリターンの前提

 基本的にインデックス投資は、長期で保持し、積立していくことが前提となります。それを続けることで、一定のリターンが得られることが、過去のデータで立証されているのです。

 今回のような一時的な調整局面では、株価下落に悲観的になるのではなく、むしろ割引セールと思って買いますくらいのメンタルを持ちましょう。
 それができず、今回狼狽売りをしてしまった方は、自分のリスク許容度を超えた投資をしていると思われます。投資額や投資対象を今一度見直してみると良いかもしれません。

さらに大きな下落相場がきたらどうするか

 今回は1ヶ月も立たないうちに相場が回復しましたが、リーマンショックでは、急激に株価が下落し、株価回復までに約1年半もかかりました。

 いわゆる「〜ショック」と言われるような長期間の下落相場に耐えるためには、
  ・インデックス投資の特徴(長期投資、積立がメイン)
  ・投資する指数の過去のデータ
  ・自分のリスク許容度

 これらを理解し、自分の中に落とし込んでいく必要があります。

 特にリスク許容度に関しては、自身のライフステージによって変化していくので、その変化に合わせて、ポートフォリオを調整する必要があります。

 リスク許容度を正確に把握することは難しいですが、その指標になるものがあります。
 それが、今回のような下落相場に直面したときの自身の反応です。
 下落相場に入ったことを知ってから、何度何度も株価をチェックするようでは、自身のリスク許容度を超えた投資をしていると言えます。
 逆にまったく気にならずにむしろ買い増しをするくらいであれば、それがちょうどいい投資額・ポートフォリオなのかもしれません。

 自分の反応を振り返って、今一度ポートフォリオを見直してみましょう。

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