そもそもETFとは東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託のことです。投資信託が商品としての形を変えて、株のように金融商品取引所にに出回っているということですね。
ETFはインデックスファンドのようにある指数に連動するものが多いので、インデックスファンドに似たものだという認識で良いでしょう。
ETFの特徴としては、株のように上場している商品のため、取引所でリアルタイムに買うことができるという点や、投資信託に比べると手数料が安くすむことが挙げられます。
通常投資信託は、いわゆる株のように刻一刻と価格が変動するのではなく、1日の中では基準価額といって値段が決まっています。それがETFの場合は株のチャートのように価格が常に変動していくのです。
手数料については基本的にETFのほうが安くなっています。
ただ、現在は投資信託の手数料もどんどん下がってきており、少額であればあまり違いを気にしなくて良いかもしれません。
また、本日のテーマであるETFのドル建てでの購入には、円をドルに換金した後に購入する必要があり、この時に為替手数料がかかるため、場合によってはETFでの購入のほうが高く付くことがあるかもしれません。
さて、本題に入りますと、ETFのドル建てでの購入にはSBI証券がおすすめです。
というのも、為替手数料を圧倒的に安く済ませることができるからです。
以下が、ネット証券大手3社の手数料の比較です。
- SBI証券→25銭(1米ドルあたり)
- 楽天証券→25銭(1米ドルあたり)
- マネックス証券→25銭(1米ドルあたり)
通常の取引では3社とも手数料は同じとなりますが、SBI証券では、住信SBIネット銀行で口座を開設し、そこでドルを購入すると手数料は以下のようになります。
住信SBIネット銀行・外貨預金の場合→4銭
住信SBIネット銀行・外貨積立の場合→2銭
外貨積立をすると手数料が約10分の1になるというのは長期的に見ると非常に大きな差となりますので、ドルコスト平均法でVTを積み立てるなど、長期投資を行う方には手数料という視点でSBI証券が最適だと言えますね。
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