インデックス医です。
インデックス投資を行っている投資家の中で、成績が良い人は一体どんな人でしょうか。
・指数の中に含まれている銘柄を地道に分析し続けている人
・手数料0なので、値動きに合わせて売買をたくさんしている人
・投資していることを忘れている人、亡くなった人
この中で最も安定的な成績を上げることができるのは、「投資していることを忘れている人、亡くなった人」と言われています。
つまり、積立設定をしたあとは何もしないほうが良いということです。
インデックス投資は長期的な値上がりを前提に積み立てていく投資法です。
売る時、買う時、どちらも機械的に行うことで、人の感情を介在させないほうが良いことが研究でわかっています。
というのも、暴落相場にいたことがある人はわかると思いますが、緊急事態では人は冷静な判断が出来ません。自分の持つ株の株価が急落している時には損をするのが怖くなり、売りたくなってしまうものです。
長期的に値上がりすることを信じるのであれば、暴落時には売るのではなく、バーゲンセールと思って買い増していくのが理論上は正しい判断です。
しかし、それを実際に行うことができる人はほとんどいません。それは投資している額が大きくなるほど顕著になります。
また、リスク許容度を超えた投資をしている人はほぼ100%の確率で、暴落時に保有している株を売ってしまうでしょう。
人は感情に支配される生き物で、それを抗うことはできません。
投資でももちろん同じです。
それをわかりやすく表したのが、「忘れている人、亡くなった人の成績がいい」というフレーズなんでしょう。
インデックス投資をする方はこの言葉を覚えておくと良いでしょう。
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