インデックス医です。
2021年7月から、SBI証券で投資信託のクレカ積立によるポイント付与制度が導入されました。
もともと楽天証券が楽天カードでの投資信託の積立制度を行なっており、それに対抗する形での制度導入ですね。
インデックス投資と、投資信託の自動積立は非常に相性がいいので、このクレカ積立でのポイント分の利回りアップは非常にありがたいです。
インデックス投資の継続は投信(投資信託)の自動積み立てがおすすめ
インデックス投資を推奨している弊ブログですが、基本的にインデックス投資は短期投資ではなく、長期投資を前提としています。
20年以上の超長期投資によって、勝率が非常に高くなることが過去のデータからわかっているからですね。
過去と同様の結果になるかは誰にも分かりませんが、将来の予測の助けにはなります。
インデックス投資を長期的に行うにあたり自動化は非常に重要です。
毎月自動で買い付けを行う仕組みを作ることで、日々の値動きに惑わされず、感情的に売買してしまうのを防ぐことができます。
特に暴落時などは、手動で買い付けをしていると積立を躊躇ってしまいがちですが、自動化していれば機械的に買い付けが進みます。
この自動化という点で、投資信託の積立設定ができるのは非常に有難いことです。
ちなみにある調査で、長期投資の成績が一番良かったのは亡くなった人の口座だったというデータもありますので、理想は積立していることをわすれてしまうことです。
楽天証券のクレカ積立は1%還元
さて、具体的にクレジットカードでの投信積立について解説していきます。
楽天証券では、楽天カードによる投資信託の積立で毎月5万円を上限に、1%分のポイントが付与されます。
具体的には月に5万円分の積立で、500ポイントがもらえるということですね。さらにこのポイントを再度投資に回すこともできます。
500ポイントと聞くと、「なんだその程度か」と思う方もいるかもしれませんが、これを甘く見てはいけません。
投資の世界では、1%の利回りを上げるのは非常に難しく、長期的にはそれがものすごく大きな差となるのです。
実際に5万円を年間2%で20年間運用した場合と、年間3%で運用した場合では、以下のような違いが生まれます。
5万円を20年間 貯金(利回り0%)した場合
→ 1200万円
5万円を20年間 2%で運用した場合
→ 1474万円
5万円を20年間 3%で運用した場合した場合
→ 1642万円
ご覧のように月に500円の差が、20年間で150万円以上の差になるのです。
そう考えると、この利回り1%というのがどれだけ重要なことかお分かりいただけるでしょう。
楽天証券のクレカ積立で、1%の利回りが毎月確定で得られるのは非常に有難いことですね。
さらに楽天証券では、積立NISAの積立をこのクレカ積立で行うことができます。
具体的には、積立NISAで33,333円を、通常の積立で残り16,667円を積み立て、合計で5万円分を積み立てることができ、節税効果のある積立NISAの活用も同時に行うことができ、非常に使い勝手は良いです。
SBI証券のクレカ積み立ては、カードにより還元率が異なる
次にSBI証券でのクレカ積立ですが、上限は同じく5万円、積立NISAの活用も可能です。
一つだけ大きく違うのが、カード種別によりポイント還元率が異なることです。
ポイント付与率は以下の通りです。
通常カード →0.5%
ゴールドカード →1%
プラチナカード →2%
楽天証券であれば、年会費無料の楽天カードでも還元率1%のところ、SBI証券だと、通常カードで還元率0.5%と、還元率では劣ってしまうのが少し気になるところではあります。
しかし、ポイントに固執して年会費分でマイナスになることを考えると、基本的には通常カードでの積立で良いと思います。
限定条件付きですが、年会費無料で、1%還元ももらえるカードもあります。
それは、三井住友ゴールドカード(NL)というカードです。
このカードは、年間の使用料が100万円を超える年があれば、それ以降は年会費が永久に無料になります。
年間100万円以上を使用するのであれば、こちらのゴールドカードを発行するのが良いでしょう。
インターネットからの申し込みで初年度は年会費無料ですので、最初の1年で100万円使用すれば実質無料カードとして永年使用することができますね。
さらに、12月までの積立分は、スタートダッシュキャンペーンとしてクレカ積み立てによるポイント付与がプラス1%されます。
2%の還元率は業界でも最高のようで、注目が集まっています。
可能ならどちらも使って月10万円分を積み立てましょう
さて、楽天証券、SBI証券のクレカ積立について解説しました。
大きな違いである還元率については、楽天証券がやや有利な印象です。
ただ、私としてはどちらか一方ではなく、両方の証券会社でのクレカ積立を行うことを推奨します。
どちらも上限が5万円ですので、合わせて10万円分を毎月積み立てることができれば、これは将来大きな資産となります。
毎月10万円を貯金するのか、運用に回すのかで、かなり大きな差が生まれるというのを実際に計算したのが以下です。
10万円を20年間 貯金(利回り0%)した場合
→ 2400万円
10万円を20年間 3%で運用した場合した場合
→ 3283万円
このように、毎月10万円を運用に回すことで、将来の資産額が800万円以上変わってきます。
この800万円のために20年間ですることは、最初に積立設定をするだけです。
資産運用は、時間をかければこのように大きなリターンを生んでくれます。それもほとんど手間なしにです。
研修医でも、月10万円であれば積立をできる方も多いのではないでしょうか。
まだ資産運用に踏み出せていない方も、投資信託は100円からでも積み立てることができるので、少しずつ挑戦してみるのも良いでしょう。
本日のまとめ
・楽天証券は還元率1%、ポイントの再投資も可能、積立NISAも併用できる
・SBI証券もほぼ制度同じ、大きな違いはカードによるポイント還元率
・通常カード→0.5% ゴールドカード→1%
・今ならスタートダッシュキャンペーンで+1%
・10万円を貯金と運用するのでは、20年後に800万円以上の差がつく
・まずは少額からでも投資してみるのが重要
楽天証券、SBI証券のクレカ積立について解説しました。投資環境は年々改善されてきており、誰でも資産を築くことができる時代になってきています。
そのためには正しい知識が必要ですので、一緒に学んでいきましょう。
SBI証券クレカ積立→https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo7222494.jsp
三井住友ゴールドカードNL申し込み→https://www.smbc-card.com/nyukai/card/gold-numberless.jsp
三井住友ゴールドカードNLをポイントサイトで申し込み(8000円分のポイントゲット)(さらに紹介で2500円分も)→https://lifemedia.jp/entry/3715417/welcome
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