インデックス医です。
Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは自身や子供のiPad使用時間を厳しく制限している
この事実をご存知でしょうか。
世界中の人がスマートフォンを持つことが当たり前の時代になり、子供ですらもタブレットやスマホを使いこなして動画を見ています。
情報へのアクセスが数十年前と比べると格段に容易になり、指先一つであらゆる情報を瞬時に得られるような時代です。
もちろんこれは歓迎すべき技術革新ではあるのですが、そこには弊害があります。
詳しくは本書で述べられているので参考にして欲しいのですが、その中でも気になったのは、ドーパミンという、脳の報酬系の仕組みを利用することで、私たちの注意・集中は常にスマホに向くようになってしまい、集中力の低下、学力の低下、睡眠の質の悪化など気づきにくい部分で私たちに悪い影響を与えているということです。
iPhoneをご使用であれば、スクリーンタイムという機能で、1日にどれだけの時間スマホの画面を開いているかがわかります。設定→スクリーンタイムの順で今確認してみてください。
私の今週の平均起動時間は約4時間でした。睡眠時間や、食事などの生理的な活動の時間を除いて計算すると、1日の1/3の時間をスマホの画面をみて過ごしていることになります。
スウェーデンやイギリスの10代の若者は平均6時間半もの時間をスマホに費やしているというデータもあるほどで、スマホが私たちの生活の時間の多くを奪っていることが伺えます。
もちろんスマホの使用が私たちの生活にとって悪い影響ばかりで、今すぐスマホを捨てるべきだとは思いません。すでに私たちの生活に入り込みすぎていて、それなしでは生活や仕事に支障が出ます。
この記事を書き、公開するのも、PCなしでは不可能ですし。
ですが、無制限にデジタルデバイスの刺激にさらされ続けることも良くないということは、多くの研究が示しているのも事実です。
スマホの使用時間を制限するなど、自身でデジタルデバイスとの距離の取り方を考えてみると良いかもしれません。
コメント