インデックス医です。
1話から2話までの投稿が長くなってしまいましたが、今回から本題に入っていきます。
今日は、資産形成を始めるにあたり、家計の収支を把握しようという話です。
なぜ最初に家計の把握なのか
医師であれば、一定水準以上の給与をもらっていて、細かい収支の把握をしなくとも貯金は貯まっていく方も多いでしょう。しかし、それでは資産形成という観点からはよくありません。
資産形成をするうえで確実に意識して欲しいのが、
月の収支(収入-支出)を確実に黒字にすることなのです。
それを実現するためには、まずは現状把握が重要です。
初診患者にその後のデータ比較目的に検査を多めに出すようなものです。
具体的な方法
今日この瞬間から家計簿アプリなり、手帳なりに全てのお金の収支を書き込んでいきましょう。この記事の投稿は12月ですが、12月は何かと出費が多いから来月にしようと考える必要はありません。イベントがあろうとなかろうと、まず1ヶ月全てのお金の出入りを把握してください。
具体的には、
家賃や住宅ローン、水道光熱費、通信費(スマホ、インターネットなど)、保険料、子供の習い事などの固定費と食費、日用品、交際費、交通費、趣味にかける費用、その他の雑費など変動費があげられます。
Amazon Primeなどサブスクリプションサービスの費用も忘れずにリスト化しましょう。
普段、お金の収支をあまり細かく気にしない方だと少し面倒だと感じるでしょう。しかし、それも重要です。今まで、自分がどこにお金をかけてきて、どこに無駄があったのかを洗い出すことができます。
自分は無駄なお金を使っていない、と自信を持って言える方でも確実に無駄な出費はあるものです。
それをあぶり出すことで、同じ収入でも資産形成のスピードは確実に早まります。
クレジットカードを使う方であれば、Money Forward というアプリはおすすめですね。
登録したカードの支出を自動で記録してくれるので、支出をカードに集約させれば自分で記録する手間が省けます。
まとめ
2話では家計の把握について書きました。
医師であれば、マネーリテラシーを高めればある一定の資産を築くのは難しいことではないです。その第一歩として1月分の記録をつけ、現状を把握しましょう。
3話目 医師のための資産形成ロードマップ 3話 〜固定費の見直し〜
シリーズ全体の目次はこちらから
医師のための資産形成ロードマップ 0話
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