side FIREとは 理想の半分の資産でリタイアする方法

資産形成

前回FIREについて紹介しましたが、
早期リタイアはしたいけど、大金を金融資産として持つのは無理だ
そんな感想を持った方も多いと思うので、本日はside FIREという言葉を紹介します。

side FIREとは


生活費を金融資産を貯めることで、その資産やそこからの配当などで完全に賄うFIREに対し、
生活費の1部を金融資産でまかない、足りない分を労働による収入で補うというものです。生活費の一部を金融資産から、残りを働いて得た収入で賄うというのはいくつか利点があります。

  1. リタイアに必要な金融資産が少なくなる
  2. それに伴ってside FIRE達成までの期間が非常に短くなる→早くリタイアできる
  3. 働くことで日々に刺激が加わり、精神的にも身体的にも良い状態が保てる

1.リタイアに必要な金額が少なくなる


これは当然ですね。例えば、週3日の労働で生活費の半分をまかなえるのであれば、残りの半分を資産から準備すればいい、ということになります。
これならば、子供がいて、FIREを達成するほどの大きな資産を用意できない、という方でも少しの労働で生活することができるようになります。
そうすれば、子供と一緒に過ごす時間も長く取れるようになりますので、家庭がある方はsideFIREは現実的かつ理想的な選択肢7日もしれません。

2.side FIREならば達成までの期間が非常に短くなる


1つ目の延長ではありますが、リタイアに必要な金融資産額が減れば、その分リタイアまでにかかる時間も短くなります。そうなれば、できるだけ早期に自由になりたい、自分の好きなことだけで生活したい、という方も若いうちにそう慣れる可能性が高まります。
年をとるとどうしても体力の衰えなどで自分のやりたいことを思いっきり楽しめなくなることもありますので、若いうちにしかできないことをたくさんやりたい方にもいいですね。

3.働くことで日々に刺激が加わり、精神的にも身体的にも良い状態が保てる


これは副次的な効果ですが、FIREを達成したあとに危惧される心配な点を働くことで回避できるというものです。
人間は日々に刺激がなければ脳が鈍化していき、どんどん活気がなくなっていきます。
仕事が忙しいことで、日々自分の身体、精神ともに刺激を与えてくれています。
早期にリタイアし、人間関係が希薄になったり、何も変わりない生活を送っていると、認知症などのリスクも上がります。
それを自分がきつすぎない程度に働くことで回避できる可能性はあります。
人付き合いがあまり好きではなく、家に居ると誰とも関わらないような生活になってしまいそうな方は完全にリタイアするよりは、何かしらのコミュニティに属することが望ましいです。
かくいう私もその一人なので、もし生活費をまかなえるだけの金融資産を十分に保有する日が来ても完全にリタイアするかは、その時次第です。

結論

仕事に忙殺されてプライベートをおろそかにするのは現代では美徳ではありません。
side FIREは誰でも実現できる現代の新しい生活スタイルの一つですので、生活も仕事も両立するためにも資産形成を学んでおいて損はないでしょう。

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